使い終わった硯は、スポンジや脱脂綿などでよく水洗いして、墨のかすを残さないようにします。墨のかすが残っていると次に使うときに発墨がよくありません。乾かしてから箱に入れて保管します。よく使い、墨の下りが悪くなったと感じたら、硯用の砥石をかけて鋒鋩を立てることが必要です。墨堂に水を多めにたらし、墨を磨るように砥石を垂直にあて、ゆっくりとやさしくこすります。あとは水洗いをして乾かしておきます。資料提供:芸術新聞社「墨スペシャル26 文房四宝の楽しみ」より
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