書道用品・和画材市場ユニカのブログ
書道用品、水墨画用品に関する豆知識や展覧間情報を逐次掲載!
last update 2013/05/22 10:05
 HOME  ショッピングガイド  個人情報保護方針  特定商取引法  カゴをみる

メニュー

お買物

RSS




 
HOME > 文房四宝の基礎知識 > 墨の基礎知識 墨の歴史1

墨の基礎知識 墨の歴史1

墨の基礎知識 墨の歴史1

■固形墨の起源
甲骨片に筆で下書きされたと思われる朱や黒の跡が残っていることから、墨の存在が推測されるのですが、それがどういう状態のものであったかはわかりません。
秦(前212〜前202)の墓から石硯・磨石とともに出た墨が、確認される最古のものです。硯と石の問に墨片を挟み、潰したり、練ったりして使われていたようで、初めは天然の石墨(黒鉛)を用い、次第に煙煤を小さく丸く固めたようなもの(墨丸)になっていったと考えられます。
需要の高まりに従って硯・墨の改良が進み、後漢(25〜220)の墓の壁画に円形の硯に円錐形の墨が乗っている様が描かれていることからも、このころまでには硯板で磨るための固形墨がすでに姿を現していたようです。

秦の墓から出土した最古の石硯・磨石

資料提供:芸術新聞社「墨スペシャル26 文房四宝の楽しみ」より


その他文房四宝の基礎知識はこちらから>>

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://hpb.rentalserv.net/cgi-bin/tb.pl?bid=671&eid=568

コメント

コメントはまだありません。

コメントを書く
名前

メールアドレス

URL

コメント


Powered by Estore

 

新着情報

おすすめ商品

硯・墨 池保温シート 
墨は生きています。磨墨の快適温度は25℃くらいです。詳細はこちらへ
純銅製墨池
磨墨液保存用墨池。銅の持つ微量金属作用によりよる殺菌効果。詳細はこちらへ。

カレンダー