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last update 2013/05/22 10:20
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墨染め染色墨液について。Vol.3 

墨染め染色墨液について

Q:墨染めの染色手順は御社ホームページで紹介されている墨染め手順と同じで宜しいのでしょうか?もし、お分かりになりましたら教えて頂けると、大変助かります。

A:個人もしく個人の工房にて、当社の墨染め墨液セットにて手染めで墨染めをされる場合は、弊社ホームページ掲載の染色方法で行って下さい。墨染め3点セットにも、染色方法を記載した紙が入っています。業務用では、各染工場様の染色技術があります。

染色方法:http://www.e-unica.co.jp/colum/ssenshoku.html

染色作品例:http://www.e-unica.co.jp/colum/rsenshoku.html

 墨染め染色墨液は、書道用の墨と同じ原料を使用して造られておりますのが、染色用として特に墨の吸着が良い様に開発された製品です。墨の原料は煤ですので、染料の様に水に溶けているのではなく、水中にミリミクロンの状態で分散しています。

 それ故、墨の煤は、被染色物の繊維の絡み目や撚糸の捩れ部分、又は織物の折り目部分に吸着され引っかかっている状態ですので、表面をこすると落ちます。その為、摩擦や洗濯に強くする必要がありますので、墨染め墨液で染色した墨を定着剤で固定させます。乾燥した状態での摩擦には強いのですが、湿った状態での摩擦(湿摩擦)には弱いと言う欠点があります。染色業界の常識として、染料でも黒色は湿摩擦が弱い様です。

 手染め場合は、浸染が多いようですが、この場合、被染色物が墨染め液に浸かる時間差により、ムラに染まります。基本的には1回染めですとムラ染めと思って下さい。また、真っ黒に染める場合は、前処理として被染色物に助剤処理を必ず行い、墨染め染色の工程を2回以上行って頂くとかなりの黒さになります。

[ご注意]
墨染め墨液は、
書道に使用できる濃度ですので、必ず水で薄めてご使用下さい。墨液が無駄になるだけですので、説明書通りのご使用方法で行って下さい。


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