書道用品・和画材市場ユニカのブログ
書道用品、水墨画用品に関する豆知識や展覧間情報を逐次掲載!
last update 2013/05/22 10:08
 HOME  ショッピングガイド  個人情報保護方針  特定商取引法  カゴをみる

メニュー

お買物

RSS




 
HOME > 書画用品の豆知識 > 写経用「金墨・銀墨」

写経用「金墨・銀墨」

写経用「金墨・銀墨」

金墨
主として写経用に開発された金銀墨です。中金(赤金)、青金の2種類あり、それぞれお好みのものをお使い下さい。純金ではありません。真鍮金の為、使用方法をよくお読み下さい。
使用法:普通の硯で十分磨れますが、金の方が水より重いものですから硯の底に沈殿します。この沈殿したドロ状の金を使います。上水(うわみず)を使うのではありません。こ注意下さい。ニジム紙にはこの上水がニジミだしアクが出ます。ニジミの出ない紙の場合は表面にこの上水のアクが乗りますので、時間とともに酸化して金が黒ずんできます。このことを少なくする為には、2〜3度アクぬきをしますと金色も冴え、黒ずみもすくなくなります。
アクぬきは硯の池に磨りこんだ金墨をかき混ぜてから静置させ、金が完全に沈殿した後、上水を捨てます。その後水を加えかきまぜて沈殿させた後、上水を捨てる。この作業を2〜3度繰り返します。さらに表具の問題もあり酸化を防ぐために作品完成後フィキサチーフ(木炭画を定着させるスプレー)で表と裏を塗布して下さい。
書き方:筆は普通の小筆よりも面相筆タイプのものが良いようです。当社写経金錠用筆をお試し下さい。筆に沈殿した金墨をどっぷり含ませ、ゆっくり盛り上げるように書くのがコツです。

銀墨
銀墨はアルミ粉を使用しておりますので沈殿しにくく、アク抜きも不要です。こく少量の水で磨り、濃い目でお使い下さい。作品完成後は金墨と同じくフィキサチーフを作品の表・裏に塗布して下さい。


その他書画用品の豆知識はこちらから>>

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://hpb.rentalserv.net/cgi-bin/tb.pl?bid=671&eid=335

コメント

コメントはまだありません。

コメントを書く
名前

メールアドレス

URL

コメント


Powered by Estore

 

新着情報

おすすめ商品

硯・墨 池保温シート 
墨は生きています。磨墨の快適温度は25℃くらいです。詳細はこちらへ
純銅製墨池
磨墨液保存用墨池。銅の持つ微量金属作用によりよる殺菌効果。詳細はこちらへ。

カレンダー