硯の手入れ
使用した硯は、墨のカスが残らないようにきれいに洗い、よく乾燥させた後、硯箱にいれて保管してください。洗わずにおくと、「鋒鋩ほうぼう」の目を埋めてしまい、墨を磨ってもおりが悪くなり、墨色が出なくなります。墨のおりが悪くなった時は硯用砥石で磨ぎ「鋒鋩ほうぼう」を研ぎ出して下さい。長い間使用していない硯を使用する際は、前もって水を張った容器に硯を浸け、硯によく水を含ませた後使用するとよい。
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