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last update 2013/05/22 10:10
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天然膠製液体墨

天然膠製液体墨


天然膠液は気温が18℃以下になりますとゲル化(ゼリー状に固まる性質)が起こります。このゲル化を止めるためには塩分を使用しますが、この塩分が墨の乾燥を遅らせ表具性を極端に悪くする原因になります。塩分を使わない場合には短期間に宿墨状態になり煤の凝集が始まります。天然膠の持つ性質、ゲル化、加水分解(膠が水中で水と炭酸ガスに分解)や腐敗を抑えるために多量の塩分を使わざるを得ません。



※濃墨にすることにより塩分の使用量を極力減らし表具性を改良しています。そのためゲル化温度を0℃に設定しておりますので5℃以下になりますと極端に粘度が高くなり、それ以下になりますと固まります。こ家庭ではできるだけ暖かいところに保存して下さい。もしゲル化(固まる)した場合は、40℃前後の湯(風呂の温度)に容器こと浸けて頂きますと元に戻ります。



※濃墨に調整してありますので濃すぎる場合は適当に薄めて(冬場はお湯が最適)お使い下さい。固形墨、膠製液体墨のこ使用は室温18〜20℃以上が理想的です。硯保温シート(別売)こ利用下さい。

★ご注意:合成糊剤を原料とする製品との混合はできません。


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