大和人形墨
飛鳥時代推古天皇18年(610年)に高麗の僧曇徴により伝えられた墨は、日本の歴史を記録する重要な道具としてまた、文化、芸術の発展に大きな貢献をしてまいりました。 現在では実用的な長方形の墨が一般的ですが、永い時問の流れの中には、それぞれの時代の世相、文化を反映し精緻なデザインと彫刻が相まって工芸品になるまで多種多様な墨が造られてまいりました。 墨運堂は、干二百数十年前、奈良の都大路を歩いていたであろう官吏、官女をモテルとして戦前まで造られていました人形墨を再現致しました。顔、衣装すべて手塗りのため同じ物が二つとはできませんのでかえって面白いかと思います。コレクションの一つとして机上に飾っては如何ですか。
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