短くなった墨の継ぎ方
短くなった墨は非常にすりにくいものです。この場合新しい墨に継ぐか、短い墨どうし継ぐと使い易くなります。この継ぎ方は両方の墨の水平の面を硯でドロつく程度にすり、そのままお互いのすり面を合わせます。お互いの膠が解けて柔らかくなっていますから、うまく融合して一本の墨になります。継ぎ方が悪いと磨墨中に離れることがありますのでこ注意ください。墨専用の接着剤「墨の精アルファ」もあります。
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