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last update 2013/05/22 10:15
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墨運堂「墨のQ&Aより」Vol.29

磨墨時の水温による墨色の変化について。

膠の特性として水温が18℃以下になりますと増粘しゲル化します。
冬場の暖かい部屋の中でも硯が冷えていたり水温が低い場合は、磨り下ろした墨がそのまま分散しないで水中でゲル化してしまい発墨いたしません。
冬の午前中は墨の下りも悪く発墨も悪いが、午後には良くなるという経験のお持ちの方も多いとお思います。
分散の良い磨墨液を得るためには、水温は必ず20℃以上が必要なのです。冬場などは部屋を20℃以上に保ち、硯に40〜50℃のお湯を注いで磨って戴きますと良い磨墨液が得られます。
冬の野外でのご使用は液体墨の方が向いています。
10℃前後の低い水温で磨りますと疑似古墨調の分散になりますので、淡墨では思わぬ表現ができることもあります。
水温を変えて色々お試し戴くのも面白いと思います。

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