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last update 2013/05/22 10:15
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墨運堂「墨のQ&Aより」Vol.16

の経年変化とはどういうことでしょう。

墨に用いる膠は、動物(主に牛)のコーラゲンという物質を含んでいる、主に皮の部分から取り出したゼラチンを主成分とする蛋白質の一種です。墨を練り上げるのに必要な膠の量は、書く時の膠の必要量よりも少し多いものです。
このために新墨は少し粘るように感じますが、年月を経ると共に加水分解等により徐々に粘度が低下し、書く上で暢びと分散・接着力のバランスのとれた良い状態へと変化します。
そして最後には、その分散・接着力を失い、墨としての寿命を終えることになります。
墨が枯れると言うのは、言い換えれば蛋白質の自然界における分解の過程なのです。


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