軸装について Q: 無地(和紙を何種類かから選べる)の軸表装を探しています。 よくあるものは、にじみも少なく本来の水墨にはあまり、適しません。(初心者ならよい) よくある一般的なのは3000円〜5000円でしょうか。 ・直に絵が描けるもので、しかも、もっとよい紙を探しています。 ・回りの布は、できれば何種類かの中から(紙、布も)選べるほうがよい。 たとえば 作品サイズ(紙寸法:33×135センチ程度)なら!できるでしょうか?
A:ご質問の軸は、当社でも6年位前まで取り扱っておりました。商品名は「既成無地軸」と言い、書道用でした。三段表装(半切横1/3)と半切丸表装の2種類です。 裂地は、商品価格を抑える為、余っている裂地を使用しますので製造の都度、裂地が変わり選択できませんでした。 結局、何かのイベント等で使用される程度であまり売れませんでした。専門家の方の要望にこたえる為に、各サイズ、各裂地、各紙、各仕立て方法の組み合わせで在庫を持つことは不可能です。実際、専門家の方は、ご自分の気に入った紙に書いた若しくは描いた作品を軸装希望される方が絶対数多く、既成無地軸では満足されません。そこで、6年前に取り扱いを中止いたしました。 お客様ご希望の無地軸製品を作るには、お客様よりご希望の紙を裁断した状態で当社に送って頂き、ご希望の裂地を使って、ご希望の仕立てをした方が良いと思います。この方法でしたら、お受けできます。 下記のURLをご参照して頂ければ目安価格がわかります。 http://www.e-unica.co.jp/shopping/takumi/hyoso/jikuso.html ご一考の程お願い致します。 ★但し、ご希望の紙を送って頂いても、裏打ちをしてから軸仕立てにしますので、ニジミや発色は、未裏打ちの状態でご使用になる時とは異なります事をご了承下さい。又、水墨画の場合、濃淡・塗り重ね等があると思いますが、この場合、乾燥により作品や軸が波打つと思います。やはり、何かのイベントか海外でのデモンストレーション等にのみにお使いになり、本来のお作品は、描かれた後に軸装される事をお勧めします。
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