雅号印について Q:お世話になっております。ニュージャージーの○○でございます。
今日は、別製雅号印についておたずねしたく、メールさせていただきます。
条幅用の落款印として、 白文、陰影NO.12、21mm、△□
というかたちを考えております。
白文、大きさ、陰影のタイプ、名前、など、伝統的な雅号印と、ちょっとちがうのですが、いかがでしょうか。こちらでは、他の方の状況などがわかりませんし、また知識がございませんので、まったくのひとりよがりにならないようにしたいと思っています。
お手数をおかけしますが、アドバイスをいただけたらと思います。
A:毎度有難う御座います。メールを受け取りました。 ご質問にお答えします。 正式な印としましては、白文はご自分の苗字(Family name)を彫ります。例:松井之印。 朱文は、雅号とか下の名前(Given name)を彫ります。例:愛子。 それ故、一つの作品に、白文印と朱文印を一緒に押される場合は、上に白文印、下に朱文印です。勿論、作品効果等により、白文印だけを押印もしくは朱文印だけを押印する場合もあります。 今回ご希望の印影NO.12は白文印でご自身のお名前「△□」をご希望です。最近は、作品の多様化と作品効果を目的に、白文で雅号や下のお名前を彫る事も多くなっておます。当社の印影見本でも紹介しています。 それ故、今回のご注文は問題がありません。しかし、上記で説明させて頂いた様に、「白文」の苗字印と「白文」の雅号印を一つの作品に一緒に使用する事は無いと思います。 白文の「△□」は単独でのご使用をお勧めします。 |